SLEEP APNEA SYNDROME
検査・CPAP・マウスピースを院内で
「いびきがひどい」「日中に強い眠気がある」「朝起きたときに頭が重い」。こうした状態が続いている場合、睡眠中の呼吸が関係していることがあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりすることを繰り返す病気です。ご本人が気づきにくく、ご家族の指摘が受診のきっかけになることがよくあります。牛込パーククリニックでは、ご自宅で受けられる簡易検査に対応しています。検査から診断、CPAP療法までを内科で行い、マウスピース(口腔内装置)による治療は併設の歯科で対応します。
WEBで予約する/お電話でも承ります:03-6431-0545
ご予約なしでも受診いただけます。WEB予約(24時間受付)やお電話でのご予約も可能です。
当てはまるものにチェックを入れてみてください。ご家族が代わりに確認していただいても構いません。
3つ以上あてはまる方は一度ご相談ください。チェックが少なくても、ご家族から呼吸の停止を指摘されている場合は検査をおすすめします。
SASは、睡眠中に呼吸が10秒以上停止する「無呼吸」や、空気の流れが大きく減少する「低呼吸」が繰り返される病気です。のどの奥の空気の通り道が眠っている間に狭くなったりふさがったりすることで起こり、肥満、あごの形、扁桃の大きさ、鼻づまり、飲酒、加齢などが関わります。太っていない方や女性でも起こります。
睡眠中に平均して1時間に5回以上の無呼吸・低呼吸が見られる場合にこの疾患と診断されます。この1時間あたりの回数をAHI(無呼吸低呼吸指数)と呼び、AHI 5〜15が軽症、15〜30が中等症、30以上が重症の目安です。放置すると、繰り返される酸素不足により高血圧・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病のリスクが上昇することが知られています。いずれも長い時間をかけて負担が積み重なることで生じるため、症状に気づいた段階で確認しておく意味があります。
なお、いびきが小さくても無呼吸が起きていることがあり、いびきの大きさだけでは判断できません。検査の結果、治療が必要ない状態だとわかることもあります。
医師の問診・セルフチェック → 睡眠時無呼吸が疑われる
ご自宅での簡易検査(AHIの測定)+ 眠気の評価
結果に応じて:
・AHIが低い(軽症)→ 生活習慣の見直し・経過観察
・AHIが中等度 → 精密検査(終夜ポリソムノグラフィー/PSG)で詳しく評価
・AHIが高い(重症)→ CPAP療法を開始
精密検査(PSG)の結果:基準を満たせばCPAP療法、CPAPの基準に届かない場合はマウスピース(口腔内装置)などをご提案
※CPAP・マウスピースの保険適用にはAHIの基準があります。目安は簡易検査でAHI40以上、または精密検査で20以上ですが、実際の判断は検査結果と症状にもとづいて医師が行います。
就寝前にセンサーを装着するだけで、特別な入院や通院は必要ありません。普段どおりの環境で眠っていただけます。1泊分のデータで、無呼吸・低呼吸の回数(AHI)、酸素飽和度(SpO₂)、睡眠中の呼吸パターンがわかります。
検査は、当院が帝人ファーマ株式会社に委託して行っています。検査機器は郵送での貸出・返却に対応しており、機器のお渡し・ご返却からデータ解析、結果説明までおおよそ2週間です。簡易検査の結果、より詳しく調べる必要があると判断した場合は、精密検査(終夜ポリソムノグラフィー、PSG)をお勧めすることがあります。PSGも帝人ファーマの取り扱いで対応できます。
睡眠時無呼吸症候群の検査と治療は公的医療保険の対象です。初診料291点(3割負担の場合、約870円)。各種加算や診療内容により、実際の窓口負担額は異なります。自費負担は少なく、初診・簡易検査を含めて3割負担で数千円程度で済む場合が多いです。診断書が必要な場合は3,300円(即日発行)です。CPAP療法を保険で継続する場合は、原則月1回の受診に管理料等が含まれます。
マウスピース(口腔内装置)の作製には、保険診療と自費診療の2つの方法があります。保険診療は内科医師からの紹介状が必須で、費用は保険診療の診療報酬に準じます。自費診療は紹介状なしで対応でき、費用は55,000円です。いずれも来院回数の目安は2〜3回で、口腔内の状態など個人の状況により異なるため、詳しくは診察でご相談ください。
睡眠中に鼻または鼻と口を覆うマスクを装着し、気道に空気を送り込んで呼吸の停止を防ぐ治療です。中等症から重症の方に広く行われ、日中の眠気や疲労感の改善が期待できます。装置はレンタルの形でお使いいただきます。当院では、機器の取り扱い・導入・管理・装着指導を帝人ファーマとともに行っています。
装着が難しいと感じた場合はそのままにせずご相談ください。設定の調整やマスクの変更で続けられるようになる方もいます。それでも合わない場合は、マウスピースという選択肢があります。
就寝中に装着して下あごを少し前に出した状態に保ち、のどの奥の空気の通り道を広げる装置です。電源も装置も不要で持ち運びができ、出張や旅行の多い方に使いやすい方法です。主に軽症から中等症の方が対象で、無呼吸を減らす効果は一般にCPAPのほうが大きいため、重症の方にマウスピースだけをご提案することはありません。あごの関節や歯に負担がかかることがあり、歯が少ない方、歯周病が進んでいる方、あごの関節に痛みがある方は作製できないことがあります。
マウスピースを公的医療保険で作製するには、まず医科の医師が検査を行って睡眠時無呼吸症候群の診断を確定し、その医師から歯科へ依頼を出す必要があります。歯科医院に直接行っても、この手順を踏んでいなければ保険では作製できません。自費診療の場合はこの紹介状は不要です。牛込パーククリニックは内科と歯科を併設しているため、紹介状の受け渡しを院内で行えます。歯科医師は全員が対応可能です。マウスピースをご希望の場合も、最初のご予約は医科(内科)でお願いします。
| 項目 | CPAP療法 | マウスピース |
|---|---|---|
| 主な適応 | 中等症〜重症 | 軽症〜中等症 |
| 無呼吸を減らす効果 | 大きい | CPAPに比べると限定的 |
| 電源・携行 | 必要/装置一式の携行 | 不要/小型で携行しやすい |
| 保険適用に医科の診断 | 必要 | 必要(さらに医科から歯科への依頼が必須) |
| 通院 | 保険継続で原則毎月1回 | 作製時に2〜3回(個人差あり)、装着後は定期的な調整・確認 |
睡眠時無呼吸症候群の治療は、開始してからが本番です。CPAP療法を保険で継続する場合は原則毎月1回の受診で、使用状況データの確認、圧やマスクの調整、体調の確認を行います。この定期的な調整が、治療を続けられるかどうかを大きく左右します。
状態が安定している時期には、CPAP管理や眠剤の処方についてオンライン診療をご利用いただけます。ただし、3か月に1回は対面での診察が必須です。牛込柳町駅から徒歩1分、平日に通いにくい方は土曜・日曜の内科外来もご利用いただけます。当院には、睡眠時無呼吸を専門領域とする内科医師が在籍しています。マウスピースについては歯科の診療案内もあわせてご覧ください。
軽症の場合や、CPAP・マウスピースと併せて行う方法として、生活習慣の見直しをご提案します。体重が減ることで無呼吸の回数が減る方がいらっしゃいます。睡眠時は仰向けよりも横向きのほうが気道が確保されやすく、就寝前の飲酒や喫煙は無呼吸を起こしやすくします。睡眠薬は種類によっては呼吸に影響することがあり、服用中の方はお伝えください。
お薬を飲んでいるのに血圧が下がりにくいという方のなかには、睡眠時無呼吸が背景にあることがあります。当院は内科ですので、血圧・血糖・脂質の検査と治療を同時にご相談いただけます。
運送・バス・タクシーなどの職業ドライバーの方は、勤務先から検査を勧められることがあります。当院ではご自宅でできる簡易検査に対応しており、勤務先へ提出する書類・診断書は3,300円(即日発行)で対応しています。ご本人が受診をためらう場合は、まずはご家族だけでのご相談も承ります。
★ 土曜午前は9:00-12:00、日曜は10:00〜13:00(休憩なし)
※ 月曜は10:00-14:00(休憩なし)
※ 水曜の午後は13:00〜17:30
※ 詳しくはお知らせ欄をご確認ください。
※ 祝日は全診療科目休診
★ 日曜は慈恵医大による交代制診療
※ 水曜は10:00-14:00通し診療(休憩なし)
※ 土曜午後は14:00-17:00の特別診療時間(現在休診)
※ 祝日は全診療科目休診
牛込柳町駅 東口 徒歩1分。
神楽坂・飯田橋・早稲田・曙橋の4駅からもアクセス可能です。